医薬品のネット販売について

医薬品のネット販売

メリットとデメリット

先頃、医薬品のネット販売に関する法改正に大きな動きが見られています。これまではネット販売によって生じうる悪い側面ばかりに目がいくあまり、規制ばかりが強調されてきましたが、経済界や医学界、ネット通販会社のトップ、それに薬害などに関する専門家からなる識者会議などで規制緩和について方針が話し合われた結果、医薬品は大方の面で解禁されることとなりました。しかし全面解禁というわけではなく、第一医薬品と呼ばれる中の副作用リスクのある25品目に関してはここから除外される流れとなっています。

そもそも医薬品をネット販売するメリットとしては、近くに病院や薬局のない遠方に暮らす患者にとって自宅から離れることなく宅配便などで便利に受け取れるということが挙げられるでしょう。また経済的にもこれらの販売によって利益が上がり、流通業界が活性化するというメリットもあるでしょう。

しかしながらデメリットも存在します。今回除外された25品目は特に薬剤師の指示を仰いだ対面販売でない場合、万が一にも副作用が発症してしまう可能性が拭いきれません。現実に医薬品に関しては過去にも数々の薬害問題が起こってきました。そうした反省の流れもあって消費者が自由に好きなだけ購入できるネット販売には適さないとする意見が根強いのです。

ただし、今やネットは動画やネット中継なども簡単に行えるメディアであり通信手段でもあります。薬剤師とパソコン画面でやり取りして副作用についてもきちんと指示を仰ぐことも可能なのではないかという主張もあり、いまだにこの問題は大きく揺れている状況です。

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